大人の発達障害 妻が発達障害でした

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こんにちは。

エマぱぱです。@Zirokun180

僕の妻なんですが、どうやら発達障害だったことが少し前に分かりました。

今回はその時のことについての記事です。

それでは、よろしくどうぞ

 

 

記事の目的

まず記事の目的を書かせていただきます。まぁこれは自分のメモ代わりです。

発達障害についての記事ですが、障害や症状などの詳しい内容は専門のサイトや書籍を見て頂いた方がいいです。

このブログでは、妻の障害と症状。向き合い方を書いていきます。

そのなかで、共感をして頂けたり、誰かの勇気につながったり、発達障害への理解や関心が少しでも高まればと思い記事にすることにしました。

 

長年妻を悩ませていた症状

まず妻の症状を具体例を混ぜつつ紹介します。

 

●集中力がない

 洗濯・料理などの家事中すぐに他のことに気を取られてしまって1つのことに

 集中できない。

 

●複数のことが一度にできない

 マルチタスクってやつです。洗濯機を回している最中に料理をしたり掃除を

 するなど、複数の事を一度にすることが苦手。

 

●物忘れ、ケアレスミスが多い

 買うものを決めて買い物に行っても、必要な物を買い忘れることがよくある。

 

これはほんの一例ですが、この症状を見てどう思うでしょうか?

これってただの注意力・集中力がない人、おっちょこちょいな人だなって思えませんか?

実際に僕がそうでした。

一緒に暮らしていても、少しおっちょこちょいなところがあるなぁぐらいに思っていました。

特に生活に支障がでている訳でもありませんでしたし、別にそれでもいいやとも思っていました。

そう、他人から見れば些細な事に感じるこの症状ですが

妻にとってはとても苦しいものでした。

いくら気を付けても上手くいかないことで、妻は子供のころから

「どうして私はみんなが出来ることが出来ないのだろう?」

「きっと私は出来ない人間なんだ…」

そうやって長年悩んできたそうです。

 

 

勇気を出して告白

ある時、妻が深刻な顔で僕に相談があると言ってきました。

話を聞くと

 

自分には昔から悩んでいることがある

発達障害なのではないかと考えている

ネットの問診で発達障害の疑いがあると診断された

病院に行こうか悩んでいる

 

といった内容でした。

障害と聞けば、誰しもマイナスなイメージを持つと思います。

妻は、自分が障害を持っているかもしれないと分かった時とても怖かったそうです。

それを夫である僕に伝えることも、とても勇気がいったと言っていました。

その後は2人で話し合い、少しでも悩みが解決する可能性があるのなら診てもらった方がいいということで、病院に行くことを決めました。

 

そして病院へ

病院に行くことを決めた僕たちは、有給を使って近くの市民病院の心療内科に娘と3人で行ってみることにしました。

しかし、その市民病院では新規の診察は受け付けていないとのことでした。

電話で確認しておけばよかったです。ただ、相談には親身に答えてくれて、市内の心療内科の案内の用紙を頂けました。それによれば、市内に心療内科は3つしかないとのことで、やはり他の科に比べてかなり少ないのが現実だそうです。

しかも発達障害の診断は、臨床心理士がいる病院でないと正確な診断ができない。

さらには臨床心理士がいる病院は1つしかなく、診察してもらうには最低3ヶ月ていど待ってもらうことになると思うとも言われました。

下調べを怠っていた自分たちに責任があるとは思います。

ですが長いこと悩んでやっと出せた一歩だったので

3ヶ月と聞いたときは結構ショックでした。

ただ気を落としていても仕方がありません。

臨床心理士のいる病院に連絡をすると、一度診察を受けて頂いてそれから予約を取ってほしいとのことだったので、その足で向かうことにしました。

 

診察の結果と臨床心理士の予約

診察の結果は最初に書いた通り、発達障害であることは間違いないと言われました。

しかしやはり詳しいことは臨床心理士の方に診て頂かないとわからないそうで、最短で取れる予約が10月でした。この診療内科に行ったのが6月だったので、4ヶ月待ちです。

覚悟はしていましたが、これから悶々とした日々が4ヶ月続くと考えると気が重く感じました。

ただ、妻が悩んで苦しんでいた原因が何かということが判明したことは大きな一歩だと感じました。

 

薬を飲めない現実

詳しい診断は臨床心理士しかできないが、薬は処方できるようでした。

しかし、ここでまた問題にぶつかりました。

処方される薬は、授乳中は飲むことができなかったのです。

妻は母乳で育てたいという気持ちもあったため、その時は一度帰って考えることにしました。

この時僕は、妊娠中から今も、薬などに制約ができてしまう母親の大変さをまざまざと見せつけられたのでした。

 

現在の状況

薬を飲むか1ヶ月以上悩みましたが、妻が精神的に参ってしまっては元も子もないということで、今では薬を飲むようにしています。

効果はかなりあるようですが、副作用もあり薬の強さや飲むタイミングを探っている状態です。

どのような効果や副作用があるのかは、今後また書いていこうと思います。

 

まとめ

僕の場合は妻が勇気をもって告白してくれたので気づくことができましたが、それが無ければ僕は一生気づくことが無かったかもしれません。

 

発達障害は人によって症状はや特性が全く違います。そして日常生活に支障をきたさない程度であればとても気づきにくいものです。

 

僕が言いたいのは、実は周りの人にも気づいてないだけで発達障害の人はいるんじゃないかってことです。

 

妻は今回たまたま大人の発達障害のことを知り、悩みの原因を知ることができました。

まだ解決には至っていませんが、それでも解決に向けた一歩は踏み出せたと思います。

 

もしこのブログを読んでいて、妻と同じようなことで悩み苦しみ、自分がダメな人間だと思っている方がいたら、それは自分が怠けたりサボっているからじゃないかもしれません。

 

そして自分の家族、パートナーに苦手なことや出来ないことがあった時

それは本人の努力の問題ではないかもしれません。